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玄米十得 その③

玄米十得 その③_d0027079_21405236.jpg
その得七 県境貢献
 日本の伝統的なすばらしい食材の豆腐や醤油。でも、その製造過程で出る’おから’や’醤油かす’はいまや産業廃棄物扱い。とっても残念ですが、企業生産はゴミとなるのです。しかし、味噌は、豆、麦、米こうじ、塩の織りなす良質の蛋白源です。その味噌にもっとも合うのが’玄米’。白米にすると栄養のある胚芽や大切な働きをもつ外皮も糠として産業廃棄物になるのです。その点、玄米として用いるとおなかにも環境にも大いに貢献してくれるのです、

その得八 食物自給率を上げる
 先進国の中でも最も低い食物自給率の我が国。自国の発言力を弱めてしまいます。白米だとおかずに30品目など栄養的に多くを必要とします。広大な土地を必要とする肉や卵の飼育、その他の野菜や魚介類についても輸入に頼るとなると、二重三重に食物自給率は落ちます。内蔵にも過重負担をかけ、腸内酵素も足りなくなり、自前で供給できず病いを起こしやすくなります。「病いの90%は酵素障害である」と西岡一教授(遺伝毒物など研究 医学博士)はおっしゃっています。その点玄米は、微量栄養素も含む自給率の高い食物です。まして玄米は白米ほど多くは食べられないため、過食の予防にもなります。

その得九 経済的
 玄米にすると、日本の伝統的な食材のすばらしさにも出会います。味噌をはじめ糠漬けや納豆は、乳酸菌など有用菌が多く含まれています。玄米に具だくさんの味噌汁、漬物、納豆があればこれで事足ります。これらは玄米の栄養素を100%活かし、しかも経済的です。時々まともな飼育をした卵や近海魚を食べるだけで充分なのです。あなたの食べる食材の経済効率、家計費の経済効率、外国に依存しない経済効率とみると、玄米は優れているとは思いませんか!?
# by himawari-news | 2005-06-15 21:46

玄米十徳 その②

玄米十徳 その②_d0027079_21462281.jpg先月から続いて玄米の効用を書いてみますと改めてそのすばらしさを噛みしめています。

その徳三、強健力
玄米に含まれるフィチンサンやガンマーオリザノールは、老廃物や有害金属類、公害物質を体外へ排出する作用を持ち、自律神経を強化してくれるので、現代では欠かせないのでしょうか!?今や公害社会といわれ、人々は様々なストレスに囲まれ、自律神経失調やイライラに悩まされる事も多いでしょう。
そんな時代こそ、毎日の主食を玄米にし、食すれば強健力に一役課します。

その徳四、集中力
脳が正常に働くには、糖とビタミン・ミネラルが必要ですし、集中力には持続的な供給がなされる必要があります。その点、玄米には微量づつではありますが、必要なビタミン・ミネラルを含み、更に類脂体やセルローズの働きで糖を徐々に分解、供給するので集中力には欠かせません。白米や白パンは短時間で糖に分解されるので供給は早いのですが、持続性に欠け、インシュリンも失われ、他のビタミンやミネラルに欠ける為、疲れやすくなるのです。

その徳五、根気力
玄米に含まれるビタミンB群は、情緒を安定させ、神経を強化します。又、イノシトールや葉酸は、肝臓を強化し、脳や精神を養います。玄米をよく噛む事によって、これらの働きをよくし、消化・吸収・代謝力もついて根気力が増してきます。
一家中で玄米を始められると、まず便秘が解消し、集中力や根気力がついてきたと皆様報告してくださいます。

その徳六、精神が穏やかになる
あらゆる栄養素を微量づつ含んでいる玄米は、体に利用されるとき、奪い合う必要がないので、精神的にとても穏やかになります。肉食獣のライオンなどは、激しい気性で持久力がなく、荒々しいのですが、草食獣の馬などは、性質が穏やかで持久力があるのは、ビタミンやミネラル分が豊富なためです。
分子栄養学で生命の鎖理論といって、私たちが過不足なく46の栄養素を口から入れなければ、生命の安定と代謝に影響するとロジャーウィリアムス(ノーベル賞博士)は言っています。

(写真:手作りちまき)
# by himawari-news | 2005-05-18 21:59 | 健康コラム

玄米十徳 その①

玄米十徳 その①_d0027079_2232552.jpg 玄米を食べて一切が好転するというと、皆様はまゆつばと思われるでしょうか?それを今月から検証していこうと思います。但し、一日二食~三食以上の実践そして、心構えもおいしく楽しんで、ワクワク何が起こるか楽しみながらすると効果てきめんです。

その徳一、便秘解消
 どんなにがんこな便秘の方も、玄米をひと口30回~50回よく噛んで食べてください。明日はすっきりいい便が出ます。稀に出ない方は、水分の補給が足らない場合があります。梅干一個と水分補給をしてください。便秘をすると大腸の排泄物が門脈を通って、肝臓に再吸収され繰り返し解毒される為、肝が弱ります。これが続くと皮フから排泄しようと、ふき出物や皮フ炎、アトピーの原因となります。東洋医学では皮フのトラブルは大腸の弱りとみます。

その徳二、美顔
大腸かしっかり排泄されていくと、皮フはどんどん美しくなっていきます。さらにしっかり噛む事で、消化、吸収、代謝がよくなってきます。今までなんとなく滞っていた体内の老廃物も外へ排出されると皮フにツヤが出てきます。よく噛む事であごの形勢や歯並びもよくなり、顔がひきしまってきます。顔の造作は両親からの授かりものと、半ばあきらめ(笑)半ば憾みもあったりするかもしれませんが、より美しくすることは可能です。
# by himawari-news | 2005-04-14 21:57 | 健康コラム

ひまわりニュース始まりまーす!

京都にある老舗の自然食のお店、ひまわりが毎月発行している「ひまわりニュース」がウェブログになりました。自然食の話や健康に関する話題、食養レシピなどひまわりニュースから抜粋して更新していきます。どうぞよろしく!
# by himawari-news | 2005-04-14 20:54 | ひまわり日記